福祉の世界では、割と良く知られていますが、国民健康保険の支払いを減らす方法として知られています。「世帯分離」という方法です。
どういう事かと言うと、住民票の世帯を分割する事によって高所得の世帯と低所得の世帯を作り上げ、健康保険税の負担を軽くするという方法である。
高所得の方の世帯は負担が変わらないが、低所得の世帯の方は自治体によって違うが7割から2割の減額が受けられる。これにより健康保険の負担が少し減るという仕組みです。
手続きは至って簡単です。役所に行って世帯変更届けを提出するだけで済みます。
ただし夫婦間での世帯分離はどこの自治体でも原則ダメで一度分離すると再度合併するのはダメというルールもあるので、
よくよく検討して使用しないと後でしまったという事にもなりかねないので、ご注意を!!
(これは離婚届などと違います。世帯分離は住民票の話なので、婚姻届、離婚届は戸籍謄本の話です。)
つまり結婚したままでも、お互いが別々に生計をたてていればお互いが世帯主となり分割する事も可能です。(自治体によります。)
決して離婚ではないのでご安心を。この世帯分離という手段は65歳以上の親を扶養にしている時などに使えます。
また健康保険だけではなく、介護保険料が安くなり、高額療養費の自己負担額も下げることが出来ます。
あれ?でも扶養控除は使えるの?という疑問はあると思いますがこれも問題ないです。世帯が別でも扶養は出来るのです。一度計算してみて、チャレンジしてみてください。
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sprawdź sam (金曜日, 17 11月 2017 22:03)
nieokapanie