社会保険労務士試験の模試の復習はしないで分析をしよう!!そして自分に足りない所を追加して勉強しよう!!

節約アドバイザーのヨースケ城山です。

私は平成24年度の社会保険労務士試験の合格者です。

 

私は模試は通算で6回受験しました。そのうち5回は自分で決めた合格基準点(択一式は4点以上、選択式は3点以上)に達することが出来ませんでした。5回とも選択式の合格基準点が3点に届かない模試がほとんどでした。途中から勉強方法を選択式中心に変えて無事本番の試験では40点満点中36点という高得点で合格することが出来ました。その事は別の記事に書いてありますのでそちらを読んでいただくとして模試が終わってからの勉強方法を今日はお伝えしたいと思います。5月頃の模試の後は必死にその模試の出来なかった問題を出来るようにしようと復習を行っておりました。何処の模試でも帰り際にその模試の回答集とおまけのテキストまでもらえます。それをせっかくもらったのだからと必死に復習しておりました。

 

しかしある時にこの復習は時間の無駄だということに気が付きました。この試験はみんなが出来る問題を全て取れば合格することが出来る試験なのです。難問、奇問に時間を費やしたら基本問題を勉強することが出来ないということです。つまり捨てる問題を勉強しないというのが正解なのです。そうはいっても捨てる問題と拾う問題をどう選別するの?となります。

 

これについては私なりの結論があります。模試の結果を見て気付いて実行したことです。

模試の結果は絶対に復習しない!!しかしある科目だけは勉強範囲を増やしていくということです。たぶん皆さんはもう予備校などで配られている択一式の問題集は何回か行っていることだと思います。その択一式でも科目によって傾向があります。たぶん皆さんは過去10年間の過去問を中心に勉強されていると思います。実際資格の大原のテキストは過去10年分の過去問がメインでAランクその前の3年分がBランクという位置づけでした。Aランクだけやっていれば大丈夫と先生はおっしゃっていましたが科目によっては幅が広くBランクの問題も出る科目もありました。このBランクもやっておいた方が良い科目というのがあるのです。

 

その科目は何かというと社会保険に関する一般常識と労働に関する一般常識と労働安全衛生法です。この3つは択一式に関しては問題数が少ないので何が出るのかわからないという怖さがあるのです。実際に模試を受けてみてこの3つはみたことのない問題が多く出ました。もちろん捨ててもいい問題かも知れませんでしたが、自分は知らないけど模試の結果を見てみると
意外と皆さんが得点を取っているのがわかりました。ということは皆さんはどこかですでにこの問題をやっているの?という疑問の中択一式の問題集を見てみました。それまではAランクのみの勉強でしたがBランクの方にその問題が多く載っておりました。
ということは受験生の皆さんはそこまでやっているということです

 

しかし分析したところこの3科目だけ特殊で広い範囲で勉強しないと点が取れないということがわかってきました。他の科目はある程度何が出るか予想できる科目。この3科目は何が出るか予想できない科目と位置づけました。そこからこの3科目については択一式のBランクも勉強範囲に増やして幅広く勉強するようになりました。

 

試験本番ではその結果もあって択一式の中でも

社会保険に関する一般常識は5点中3点
労働に関する一般常識は5点中4点
労働安全衛生法は3点中2点を取ることができました。

 

しかもこの3科目は選択式でも合格基準点割れになりやすいところですから重点的に勉強することをお勧めします。俗に「年金科目を制する者は社会保険労務士試験を制す」といわれておりますが私は「労働安全衛生法を制する者が社会保険労務士試験を制す」と思っております。

その理由とは問題数が少ないので合格基準点をわりやすいのです。択一式の方はそれぞれ他の科目とセットなのでそれほど深刻ではないのですが、選択式はそれぞれ

 

社会保険に関する一般常識 5問中3問とらなければいけない
労働に関する一般常識も5問中3問をとらなければいけない
労働安全衛生法は2問しかありません。もちろん0点なら致命的です。

この問題数が少ない科目を落とさないことがこの試験では重要なのです。

 

皆さん労働基準法や国民年金法、厚生年金保険法はがっつりやりますよね。でもこの問題数の少ない3科目の勉強が足りないとダメなのが社労士試験なのです。予備校の講師や本にはこの3科目は極端にいうと問題数が少ないのでやらなくていいといっていたり書いてありますが

 

この3科目で勝負が決まるのです。最後の最後までこの3科目は集中して勉強してもらいたいと思っております。

 

模試で出来なかった問題を私は途中で捨てました。つまり復習をある模試からやらなくなりました。せっかく時間を取って模試を受けたのにもったいないという気持ちももちろんあるでしょうが出来なかった問題を復習するよりは違う勉強をやって下さい。それが今まで書いてきた科目です。これはもしかしたら私がこの3科目を苦手だったからかもしれません。
それでここを重点的にやりました。その結果が合格につながっています。

 

模試の結果は復習しない!!その代わりにその模試の分析をすること、そして必要だと思う分野を伸ばすこと。これが私が取った模試の活用方法です。

 

参考になれば嬉しいです。

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コメント: 1
  • #1

    sex telefon (金曜日, 03 11月 2017 22:20)

    tiochemia

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