転職活動リスタート
2週間で退職勧奨をいただいた私ですが、まずリスタートをきるにあたり、
考えたことが2つあります。
1つめは今までの経験のある職種にもどり、社会保険労務士として、時期が来るのを待つか?
2つ目としては違う業界でも社会保険労務士でやる可能性の高い仕事はないか?
という2つを考えました。
ここでのポイントは即社会保険労務士の資格を活かす所は諦めた点です。
まあよしんば社会保険労務士で採用していただいてもまた使えないのは目に見えています。
実際、リスタートに当たり、人事の採用担当の仕事が最終面接までありましたが、
最終面接の後にパソコンスキルのテストを自分からお願いして見事に不合格となりました。
エクセルとワードのテストだったのですが、文字入力も遅く、エクセルに至ってはまともに表が作れませんでした。
まあパソコンの使えない最後の社会保険労務士としては想像していたとおりです。
今のパソコンスキルでは社会保険労務士どころか、パソコンを使う仕事すら出来ません。
しかしいつかは出来るようにならなくては社会保険労務士として活躍できることはないでしょう。
あんなに努力してとった資格ですが何の意味もなくなってしまいます。
絶対社会保険労務士になると決めたその日からの努力が無駄になってしまうことはやるせないです。
その為に2週間で退職勧奨になったその日にパソコン教室に申し込みに行きました。
今度は本当にお金がなくなってきたので、
近所の通いやすいパソコン教室(おじいちゃん、おばあちゃんがいっぱいいます)に通うことにしました。
基礎コースというおばあちゃん、おじいちゃんと同じコースです。
入会金が3万円と高いですが月謝は月々3000円です。
これから一生通うつもりで申し込みました。
それは大げさですね。1年間は通うつもりで申し込みました。
このパソコン教室を優先して、転職活動を2番目にしようと考えたのです。
第1回目の就職活動は入れ込みすぎてお金と時間を無駄に使ってしまいました。
その反省点を活かし、今度はパソコンスキルをあげる時間を持ちながら、その空いた時間で就職活動する作戦です。
毎日必ずパソコン教室に通う、そしてタッチタイピングも練習する。その合間に就職活動するという生活が始まりました。
タッチタイピングとキーワードが出てきましたが、そうです私は出来ませんでした。
40歳の男性がタイピングを打つのは出来ても、下を見ながら早く打てるというレベルだったのです。
2週間で退職勧奨された会社でも言われました。「画面を見ないで打っていると仕事になりませんよ」
全くその通りです。
下を見て打ち込むので、文字が英数で出てくることが多々ありました。
あわてて直したりするのですが後の祭りです。
新入社員でもタッチタイピングは必須ですよ。あなたはそんなことも出来ないの
と言う感じのことも言われてしまいました。
悔しいですが本当のことと受け止めて今までの自己流を直すことにしました。
押す指って決まっているんですね。初めて知りました。
毎日30分やるを目標にタッチタイピングも今年から始めました。
多い日には一日8時間のタッチタイピングの日がありました。
パソコン教室の先生が教えてくれた、e-taipingという練習ソフトですがインターネットの中で無料で出来ます。
これを毎日毎日繰り返しております。
タッチタイピングを始めてから6ヶ月後位にやっと早く、タッチタイピングが出来るようになりました。
皆さん勝手に出来るようになるよっておっしゃりますがそんなことないです。
あれは努力を重ねて出来るようになるものです。
毎日毎日積み重ねるものです。
もう出来ている人にとっては関係ないとは思いますが、
世の中のおじさん達の中にはパソコンスキルに不安を抱えている方は多いのではと思います。
実際私のように、仕事で使うことのなかった、ワード、エクセル、パワーポイントなど
を使ったことのない人は多いと思います。
どうか諦めないで毎日少しずつでもドラクエと同じようにレベルアップをしていってください。
私も努力を重ねてタッチタイピングが出来るようになりました。今でもワードとエクセルはパソコン教室に通っております。
そんな生活を2ヶ月送りました。
失業保険もない中で就職活動ですから、焦りもありましたし、どんどんお金が減っていくので怖くなりましたが、
自分の為、家族のために毎日取り組みました。
その結果2ヶ月間の間にだいたいですがタッチタイピングに100時間、
パソコン教室に100時間ほど時間を作ることが出来ました。
その後も継続的にタッチタイピングとパソコン教室はつづけております。
さて就職活動の方ですが、その2ヶ月の間で元の業種の仕事といずれ社会保険労務士になれそうな仕事の2パターンで探しました。
元の業種は社会保険労務士を諦めるパターン
異業種はいつか社会保険労務士になれる可能性のあるパターン
の2つです。
履歴書も今度は2パターン用意して臨みました。
その結果、元の業界に戻るパターンでは2社から内定をいただきました。
年収も500万円位というのもありました。
しかし私のやりたい仕事ではありません。
そしてもう1つは年収350万円ですが、未経験の職種、業種ですが未経験でも可能というものでした。
総合職なのでいつかは総務、人事で活躍できるかもしれないという淡い期待を持ちながらこちらの方を選びました。
しかし今のところ希望の職種につくことは出来ていません。
現実は厳しいです。
今は営業の仕事をしています。
ただこの会社を選んで良かった点の1つにパソコンスキルがあります。
最初の6ヶ月間は現場研修と言うことで、その間パソコンのない環境で仕事が出来たこと。(その6ヶ月の間にパソコンスキルをあげることができました)
最初からこいつはパソコンが出来ないと判断されてしまうと社会保険労務士なんてまず無理です。)
その6ヶ月の間で弱点を補強しました。
その後、営業の仕事に配属されましたが、ここでもパソコンの勉強が出来ることはありがたいと思っております。
なれない営業の仕事で大変ではありますが、仕事でパソコンが使えるのはありがたいと思いながら、やっています。
あの6ヶ月がなかったら本当に危なかったです。
しかし実務で使っている皆さんはとてもパソコンスキルが高く、私なんて下の下の状態です。
まずはこのパソコンスキルを中程度まで高めてから社会保険労務士になっていきたいと思っております。
2ヶ月間就職活動をした中でやはり一番大変だったのは前の会社の退職理由です。
やはりパソコンスキルがなくて退職勧奨をうけました。
ではどこの企業も雇ってはくれません。
なのでそこは正直に言いながらもパソコン教室に通っていてもう100時間は行っていることなどを伝えました。
それでも熱意が伝わったのかこの会社で採用が決まりました。
まだまだパソコンスキル、営業スキルが低く、会社の戦力にはなっていませんが、
何とか自分の出来ることを一生懸命やって社会保険労務士になっていこうと思っております。
年収も下がってしまいましたが、この会社は安定していて退職金もあり、また家からも近いので良い点が多くあります。
また1年生からのスタートですが将来のために今、出来ることを頑張りたいと思っております。
人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。
コメントをお書きください
名無し (日曜日, 05 1月 2014 13:17)
私もPCスキルが低く、とても他人事には思えなかったので思わずコメントしてしまいました。
そうなんですよね。最近はPCはできて当たり前。エクセルならマクロでの表作成まで要求される始末。私から見たら、マクロなど異次元の話です。
「社労士資格よりも、PCができて少しでいいから人事経験がある人の方がいいな。法律は分からなければネットで検索するから。」と面接で言われた時にはショックでした。
確かに、よほどレアなケースでないと法律関係はネット検索でほとんど調べられますからね。
私もPCの勉強を頑張ります(できればHP制作もできるように)
ヨースケ城山 (日曜日, 05 1月 2014 15:52)
名無しさん コメントありがとうございます。
そうなんですよ、今の世の中やりたい仕事であっても、資格をもっていても
昔の読み書きそろばんのように
当たり前にパソコンスキルが求められる時代なんですよね。
この10年間でパソコンスキルを磨いてこなかった人たちは厳しい時代になっていますよね。
マクロなんて私にとっても異次元の世界です。
本当に生きづらい世の中ですね。
パソコンスキルってもってる方からするとなんでこんなのも出来ないの?どうしてこんなに遅いの?
となるでしょうが、私みたいにあまりパソコンを仕事で使ってこなかった人もいるのです。
いちから教えてとは言わないですから、もう少し暖かく見ていただける世の中であって欲しいです。
(完全な甘えだとは分かっていますが・・・)
でもまだ会社員生活が25年も続くわけですから、仕事しながら、スクールに通いながらでもパソコンスキルを上げていきたいです。
私の場合はエクセルです。もう少し出来るようになりたいです。
今年もパソコン教室と実務の両方でもっとレベルアップできるように頑張ります。今年もまたよろしくお願いします。
seks telefon (金曜日, 03 11月 2017 22:28)
niepouwiązywany
telefon do wróżki (土曜日, 18 11月 2017 02:22)
Strauss