それでは、住宅ローンの大幅見直しの前に、私の失敗についてここから少しお話しさせていただきます。
私ほどの愚か者は少ないでしょうが、初めて住宅を買った方はいくつかあてはまる点もあるかと思います。どこを失敗しているか?
について気づいていただき、その後の巻き返し(見直し)にお役立てください。
平成15年11月、第2子が生まれて、住んでいたアパートが手狭になったので、マンションの購入を考えました。
物件は縁あってすんなり決まり、待望のマンション生活がスタートしました。
今思うと、何も考えずにマンションを購入していました。
ローンの金利のことなど、何も知らずにローンを組んでいたのです。ちなみに私の購入したマ
ンションの金額は、
物件価格(中古)2,880万円
頭金620万円
そして、不動産屋さんから示されて、下記の様にローンを組みました。
◎住宅金融公庫(現在は住宅支援機構)
30年 当初2.1% ※11年目以降3.5%
これは、段階金利というものです。そして、公庫だけでは足りない分を、
◎年金融資
25年 全固定2.54%
で借りました。
◎公庫融資1740万円
◎年金融資520万円
以上、合計借入金は2,260万のローンスタートでした。
ローンの返済については、ボーナス返済は避けて、全て月払いにし、
◎公庫融資 月 65,180円
◎年金融資 月 23,431円
月合計 88,611円
となりました。
ちょうどスタートしたのが30歳の頃だったので漠然と、
「2,260万円借りたから、年に226万返したら10年でローンが返せる!」
と思っていました。
また、「毎月88,611円×12ヶ月で1,063,332円だから、あと120万円位、毎年繰り上げ返済していけば、40歳までに返済も夢ではないな」とも考えました。
子どもたちも、その頃には上の子が12歳、下の子が10歳で、ちょうど上の子が中学生になる頃で、ローンがなくなるのは非常にいいタイミングだなあ、
なんて都合の良い未来予測までしていたのです。
今思えば、何も考えずに組んでしまった住宅ローン。
私は、金利も深く考えず、また管理費、修繕積立金、固定資産税のことは、
そんなものがあるという事位は知っていたのですが、深く考えていませんでした。
さて、そんな私に固定資産税の知らせが年1回やってきます。
固定資産税は、1月1日の時点での物件の所有者に課せられる地方税で4月に入ると納税通知が来ます。
その額は当時約12万6,000円でした。
また管理費、修繕積立金は、両方で月約3万円位かかります。
この3つの追加支払いを入れると。なんと住宅ローンに4万円も経費が必要なのです。
もちろんほとんどの方はそこまで考える事なのでしょうが、当時の私はそこまで頭がまわっていませんでした。
この辺が素人の住宅購入の恐ろしさなのです。住宅ローンの月返済額だけをみて決めると絶対後悔します。必ず、固定資産税、管理費、修繕積立金なども加味してローン額をシミュレーションするべきです。
また、その当時、所得税の住宅ローン税額控除が、最大500万円までというのも、家を買えば500万円貰えるもの、とも思っていました。
ちなみに、住宅ローン税額控除とは、一定の基準を満たした居住用財産を住宅ローンを使用することによって購入した場合、年末におけるローンの残高に対して、1%、(長期優良住宅の場合、1.2%)の額が所得税、住民税から還付される、という制度であります。
その位、私は何も考えておらず、その時のアパートの家賃が、78,000円だったので、ローン の支払いで1万円アップ位なら余裕だろうと考えていたのです。
頭金で貯金の全てを使い尽くして、夢の? マイホーム生活が始まりました。
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